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ハイリスクとローリスク

大腸に多数の腺腫がある人は大腸癌の高リスク群(ハイリスク群)ですね。それに対して、大腸に腺腫が1~2個認める場合、ハイリスク群より大腸癌の危険性が低いので「低リスク群(ローリスク群)」と称する方がおられます。私は、このような集団は「低リスク群(ローリスク群)」ではなく「軽リスク群(マイルドリスク群)」と言う方が誤解されにくいのではないかと考えています。

疫学では、一般集団におけるリスクを「平均リスク群(アベレージリスク群)」と称します。「平均リスク群」よりリスクの低い集団を「低リスク群(ローリスク群)」と称し、「スーパーノーマル」と言うこともあります。

従って、「平均リスク群」よりリスクは高いが、ハイリスク群ほど高くない場合は「低リスク群(ローリスク群」ではなく「軽リスク群(マイルドリスク群)」と言った方が誤解されにくいですね。

ただ、「high」に対するのは「low」、「mild」に対するのは「severe」なので、「ハイリスク群」は「シビアリスク群」と言わなければならないかもしれませんね。言葉は難しいです。

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