健康保険の適応、適用
日本においては、皆保険制度により国民全員が健康保険に入っています。世界に誇ることのできる素晴らしい制度ですが、いろいろなほころびや矛盾が出てきており、制度疲労が出ている感じですね。また、少子高齢化により予算も厳しくなってきていますので、このままの体制でいつまで維持できるのかとても心配です。
ところで、保険の「適応」と「適用」は、紛らわしい単語ですね。厚労省のホームページをみても「適応外使用の保険適用について」などと書かれており、混乱しますね。
辞書には下記のように書かれています。
【適用】(規制に)あてはめる
【適応】あてはまる
薬の「適応外使用」は、「効能にあてはまらない使用」なのでここは「適応」と書いて、保険収載されれば規制にあてはめるので「保険適用」となるのですね。